今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
睡眠呼吸障害の臨床症状,検査および診断
睡眠呼吸障害の診断の新しい流れ
小林 美奈穂
1
,
山城 義広
1
1太田総合病院睡眠障害センター
pp.980-984
発行日 2011年6月10日
Published Date 2011/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105213
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
★閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は循環器疾患などと関連が強く,OSAS自体の合併症を診ることも重要である.
★OSASの診断は症状と睡眠中の呼吸イベント〔無呼吸,低呼吸,RERA(呼吸努力関連覚醒反応)〕が睡眠1時間当たり5回以上で診断される.
★OSASの確定診断や鑑別診断には終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)が必要である.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.