睡眠障害診療のあり方 内科医と睡眠専門医との連携を目指して
睡眠時無呼吸症候群
山城 義広
1
1太田総合病院 睡眠障害センター
キーワード:
Cheyne-Stokes呼吸
,
専門職間人間関係
,
代謝性疾患
,
動脈硬化症
,
内科学
,
理学的検査
,
睡眠ポリグラフィー
,
睡眠時無呼吸-中枢性
,
睡眠時無呼吸-閉塞性
,
傾眠
Keyword:
Arteriosclerosis
,
Cheyne-Stokes Respiration
,
Metabolic Diseases
,
Internal Medicine
,
Interprofessional Relations
,
Physical Examination
,
Polysomnography
,
Sleep Apnea, Obstructive
,
Sleep Apnea, Central
pp.265-271
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013091492
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閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は頻度が高く,さまざまな疾患と並存しうる.中枢性無呼吸症候群やCheyne-Stokes呼吸(CSR)との並存も多い.自覚症状を訴えない場合もあり,問診が重要である.特発性の中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)はまれであるが,病的でない中枢性無呼吸を認めることは多い.繰り返す閉塞性無呼吸とCSRは鑑別がむずかしい場合がある.簡易モニターでの睡眠呼吸障害の診断,除外診断には十分な注意が必要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013