今月の主題 ズバリ! 見えてくる不整脈
座談会
こんな患者さんをどうしますか?
村川 裕二
1
,
山根 禎一
2
,
中里 祐二
3
,
杉下 靖之
4
1帝京大学溝口病院第4内科
2東京慈恵会医科大学循環器内科
3順天堂大学医学部附属浦安病院循環器内科
4公立学校共済組合関東中央病院循環器内科
pp.130-140
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104283
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高齢化により,不整脈をもつ患者が増加するにつれ,一般内科医が不整脈を診る機会も多くなっている.カテーテルアブレーションなど非薬物治療の進歩により,治療の可能性は拡大した一方,一般内科医にとっては難解な不整脈領域にさらなる悩みの種が増えたことになるのかもしれない.
本座談会では,心房細動・粗動を中心に,カテーテルアブレーションをはじめとした不整脈治療の実際について,具体的にお話しいただいた.特に,アブレーションに踏み切るタイミングの判断や,アブレーションを施行しないほうがよい症例,また,施行後の薬物療法のコツなど,不整脈の非専門医にとって役立つトピックを盛り込んだ.
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