今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
急性期治療と再発予防:7つの焦点
抗血栓療法
長尾 毅彦
1
1東京都保健医療公社荏原病院総合脳卒中センター神経内科
pp.1808-1811
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104131
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ポイント
●抗血小板療法と抗凝固療法は標的となる血栓が異なり,使い分けが必要である.
●急性期,慢性期を問わず,脳梗塞の臨床病型,主幹動脈病変,基礎疾患,合併症に応じた適切な抗血栓療法の選択が重要である.
●急性期から慢性期にかけて切れ目のない抗血栓療法を継続する.
●抗血栓療法の用量設定,併用の際には,出血合併症の危険性を常に念頭に置く.
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