今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
トピックス:消化器内視鏡のこの10年間のブレイクスルー
カプセル内視鏡
大塚 和朗
1
,
小形 典之
1
,
工藤 進英
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センタ-
pp.1151-1154
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103984
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●カプセル内視鏡は,内服したカプセルで小腸を撮像する新しい概念の内視鏡である.
●本邦での保険適応は,上部下部消化管の検査で原因不明の消化管出血例である.
●出血源同定は発症から時間が経過するほど困難となるので早期の検査が重要である.
●種々のコンピュータ支援診断機能が開発されて読影を簡便化している.
●食道用や大腸用も実用化され,生検や治療ができるものも研究されている.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.