今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
トピックス:消化器内視鏡のこの10年間のブレイクスルー
経鼻内視鏡
星野 明弘
1
,
河野 辰幸
1
,
川田 研郎
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院食道・胃外科
pp.1147-1150
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103983
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ポイント
●鼻内視鏡では咽頭反射がほとんど生じず,鎮静薬は必要ない.
●径が細いための相対的な画質の低さ,処置機能の低さが弱点である.
●丁寧にゆっくりと観察することや色調強調などで弱点を補うことができる.
●通常スコープでの適応に加え,経鼻・極細径ならではの適応がある.
●経鼻内視鏡の目的を明確に認識して実施することが重要である.
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