連載 研修おたく海を渡る・40
新米指導医の生活―教育ポイントサービス?
白井 敬祐
pp.685
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103881
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フェローシップを修了し指導医になって,あっという間に半年以上が経ちました.“Baby faculty(ひよっこ指導医)”とか“Super fellow(フェローのように扱われる指導医)”といわれながらもなんとかやっています.もとはといえば「研修おたく」として海を渡った自分です.教育への興味はまだ失ってはいません.これから何回かに分けて,教育システムを含めた指導医の生活を紹介したいと思います.
今回は,うちの大学で新たな試みとして,ここ数年行われている“Educational value units(EVUs)”という教育ポイント制度をとりあげます.これは,医師の生産性を評価するために1980年代に使われ始めた“Relative value units(RVUs)”にならった方法だそうです.毎月,RVUレポートが,僕も含めて一人ひとりのスタッフ医師に送られてきます.このRVUについては,またどこかで紹介したいと思います.
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