今月の主題 循環器薬の使い方 2009
病態に応じた薬物治療の基本
発作性上室性頻拍・心房粗動
佐々木 真吾
1
,
木村 正臣
1
,
奥村 謙
1
1弘前大学大学院医学研究科循環呼吸腎臓内科学講座
pp.109-114
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103747
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●不整脈に対する薬物治療では,患者QOLと生命予後の改善を考慮する.
●発作性上室性頻拍,心房粗動におけるカテーテルアブレーションの有効性は確立されている.
●心房粗動の多くが薬物治療抵抗性で,その停止にはDCショックが必要となる場合が多い.
●心房粗動の薬物治療の目的はレートコントロール,あるいは再発予防のための期外収縮の抑制である.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.