今月の主題 循環器薬の使い方 2009
病態に応じた薬物治療の基本
PCI後の薬物療法
田辺 健吾
1
1三井記念病院循環器内科
pp.106-108
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103746
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ポイント
●アスピリン+チエノピリジン(チクロピジンまたはクロピドグレル)の2剤抗血小板薬療法はPCI後,BMSの場合は1カ月,DESの場合12カ月が推奨される.
●DESの場合,抗血小板薬を完全に中止してしまうとステント血栓症を発症する可能性があり,注意を要する.
●抜歯や体表の小手術では,抗血小板薬は中止すべきではない.
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