今月の主題 内科医のためのがん診療Update
高齢者のがんの特徴と対処法
高齢者の薬物動態と適切な薬物量
中西 弘和
1
,
日置 三紀
1
,
小林 由佳
1
1京都桂病院薬剤科
pp.1498-1501
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103487
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ポイント
●高齢者のがん化学療法はまだ確立された方法が少ない.
●高齢者のがん化学療法は,投与量の減量や投与コースを減少しても,副作用の程度が高い場合が多い.
●高齢者は身体的機能が個々で大きく違っているため,臨床試験の結果などに基づき投与量・投与間隔などを決定する必要がある.
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