今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
内科医としての関節リウマチ治療戦略
抗リウマチ薬の早期開始と内科医としての治療戦略―non-erosive era
岡田 正人
1
1聖路加国際病院アレルギー・膠原病科
pp.90-93
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103178
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ポイント
●早期リウマチの多くは分類基準を満たさず,リウマチ因子も20%以上で陰性.
●骨びらんの存在,リウマチ因子陽性,CRP高値などは関節破壊進行の危険因子である.
●診断が確定すれば,抗リウマチ薬をできる限り早期に導入することが望ましい.
●治療計画は,3カ月ごとに効果,副作用,QOL,合併疾患を考慮し,調整する.
●薬物治療の進歩により多くの症例で関節炎をコントロールし,骨びらんを予防できる.
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