今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
気道感染と抗菌薬のえらび方
市中感染肺炎の予後決定スコア
松村 理司
1
1市立舞鶴市民病院内科
pp.218-221
発行日 2003年2月10日
Published Date 2003/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102506
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ポイント
・呼吸数30/min以上,拡張期血圧60mmHg以下,BUN20mg/dl以上のうち,2つ以上がある市中肺炎は重篤である.
・50歳未満で,合併症(悪性腫瘍,うっ血性心不全,脳血管障害,腎疾患,肝疾患)や身体所見異常(精神状態の変化,脈拍125/min以上,呼吸数30/min以上,収縮期血圧90mmHg未満,体温35℃未満または40℃以上)のない市中肺炎は,きわめて予後が良い.
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