今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise
狭心症の診断
冠動脈造影(CAG)
坂田 泰史
1
,
平山 篤志
1
,
児玉 和久
1
1大阪警察病院心臓センター内科
pp.618-621
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909299
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ポイント
●安定狭心症を疑ったときは,原則的には虚血の証明がなされたものを対象に施行すべきである.
●不安定狭心症では,症状・所見が薬剤抵抗性の場合は緊急に冠動脈造影を施行すべきである.
●冠動脈造影では,冠攣縮の有無,狭窄部位・広がり,狭窄の形態,側副血行路などを診断する.
●冠動脈造影の限界は局所の詳細な情報である.
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