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実践講座 心臓リハビリテーションに役立つ検査レポートの読み方・4
冠動脈造影検査
Coronary cineangiography
安達 仁
1
Hitoshi Adachi
1
1群馬県立心臓血管センター心臓リハビリテーション
1Division of Cardiac Rehabilitation, Gunma Prefectural Cardiovascular Center
キーワード:
冠動脈造影検査
,
安定労作性狭心症
,
心肺運動負荷試験
Keyword:
冠動脈造影検査
,
安定労作性狭心症
,
心肺運動負荷試験
pp.65-70
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698220540010065
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冠動脈の名称
冠動脈は大動脈の最初の枝である.左右に一本ずつ枝を出し,左側の枝はすぐに二本に分かれる.左側の枝の最初の部分を左冠動脈主幹部(left main trunk:LMT)と呼ぶ.前心室間溝を通るものを左前下行枝(left anterior descending artery:LAD),房室間溝を通り,その後,後室間溝を下るものを回旋枝(left circumflex artery:LCX)と呼ぶ.右冠動脈(right coronary artery:RCA)は房室間溝を通った後に後室間溝を下る.後室間溝はLCXとRCAの両者が通るが,多くの場合,どちらか片方が主となっており,RCAが主となることが多く,この状態をRCA dominantとかnon-dominantなどという.この場合,LCXは後室間溝に達する手前で消失する.
各枝の名称(表1)と番号(図1)を示す.心臓外科の分野ではさらに細かい番号分けがされる場合があるが,最近では一般的ではなくなりつつあるようである.

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