特集 臨床研修コアスキル
救急医療
緊急を要する症状・病態への対応
急性呼吸不全
相馬 一亥
1
1北里大学医学部救命救急医学
pp.562-564
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102433
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達成目標
・呼吸不全の定義は血液ガスからなされているが,臨床で大切なことは臨床症状,所見から急性呼吸不全を診断し,呼吸管理を最優先させることである.呼吸不全の原因は多岐にわたることを銘記し,全身の理学所見を迅速に行い,呼吸不全の病態から原因疾患を鑑別し,適切な呼吸管理により肺酸素化能の改善を目標とする.
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