特集 臨床研修コアスキル
経験すべき診察法・検査・手技
基本的な身体診察法
婦人科系診察
瀬藤 江里
1
,
宇田川 康博
2
1八千代病院産婦人科
2藤田保健衛生大学医学部産婦人科
pp.110-116
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102352
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達成目標
・乳癌の視診・触診による発見率は検診者の約0.1%と低いが,そのうち50~60%は早期癌である.熟練医師ですら乳癌の触診による診断精度は60~70%であるため,触診のみによる確定診断は難しいが,基本的な視・触診によるスクリーニングをマスターすることは必須事項である.
・一次検診で異常が疑われた場合,マンモグラフィ,超音波,穿刺細胞診などの検査も併せて行い,総合的に判断することが大切である.
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