今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
皮膚科医から内科医へのアドバイス
局所熱傷の正しい処置
鈴木 茂彦
1
1京都大学大学院医学研究科形成外科学
pp.973-975
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102082
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ポイント
・正確な深度判定を行う.
・受傷直後は30分以上患部を冷やす.
・Ⅱ度熱傷では水疱は温存するが,破れてしまった場合は創傷被覆材を使用する.深Ⅱ度熱傷で感染のおそれがある場合は,外用薬治療に切り替える.
・Ⅲ度熱傷では,壊死組織の早期切除を心がけ,壊死組織がなくなれば肉芽形成,上皮化促進効果のある外用薬を使用する.
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