臨床メモ
熱傷の処置
高島 巌
1
1北大・皮膚科
pp.1054
発行日 1967年7月10日
Published Date 1967/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201862
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熱傷の重症度は,その深さと,範囲と,部位とによつて決定するが,深さから,表在性熱傷(紅斑性熱傷epidermal burnと水疱性熱傷で痛覚の亢進したもの,すなわちsuperficial dermal burn)と,深達性熱傷(水疱性熱傷で痛覚の消失したもの,すなわちdeep dermal burnと壊死性熱傷deep burn)とに分け(前者は瘢痕を残さず,後者はこれを残す),また診療上,重症度をつぎの2群に分かつのが好つごうである。
1)外来治療で十分の場合
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