今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
発疹を読む
紫斑を伴う内科疾患
斉藤 隆三
1
1東邦大学医学部付属大橋病院皮膚科
pp.977-979
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102083
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ポイント
・紫斑は出血傾向を示す症状であり,止血機構のどのような障害によるものかを検査する必要がある.
・紫斑の性状,分布などとともに,粘膜出血の有無も観察する.家族歴,既往歴に出血性素因があるかどうかも参考にする.
・全身的な基礎疾患の存在を見落とさない.
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