今月の主題 一般医も診る血液疾患
一般医も診る血液疾患―マネジメントの注意
多発性骨髄腫を見逃さないために
朴 載源
1
1国立病院東京医療センター内科
pp.832-834
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102052
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ポイント
・単クローン性抗体(または軽鎖)の検出は,多発性骨髄腫の診断の1つの鍵である.
・その確認には,血清および尿の免疫電気泳動が必要である.
・脊髄圧迫症状で発症する多発性骨髄腫では,迅速な診断・治療が重要である.
・多発性骨髄腫は,発熱・舌の腫瘤・触知される髄外腫瘤などを伴って発症することがある.
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