今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
血液疾患の診断へのアプローチ
赤血球増多の鑑別診断
張替 秀郎
1
1東北大学病院血液免疫科
pp.1701-1703
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105401
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
★赤血球増加症は,相対的赤血球増加症と絶対的赤血球増加症に分けられる.
★絶対的赤血球増加症は,真性赤血球増加症と二次性赤血球増加症に分けられる.
★赤血球増加症の鑑別診断において,血清エリスロポエチン濃度の測定は重要である.
★真性赤血球増加症は白血球増加,血小板増加を伴うことが多い.
★真性赤血球増加症の診断基準にJAK2遺伝子変異の有無が取り込まれている.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.