今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像
肺疾患をCTで診る―肺血管病変
肺循環とCT―急性・慢性肺血栓塞栓症,特発性肺動脈性肺高血圧症
米田 和之
1
,
濱田 薫
1
,
木村 弘
1
1奈良県立医科大学内科学第二講座(呼吸器・血液内科)
pp.346-350
発行日 2007年2月10日
Published Date 2007/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102024
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ポイント
●造影CTは急性・慢性肺血栓塞栓症の診断に有用である.
●特に急性肺血栓塞栓症においては,救急現場でまず考慮すべき検査の一つである.
●造影CTは下肢まで撮影することで深部静脈血栓症の診断がしばしば可能となる.
●造影CTで造影欠損所見が得られなくても,肺末梢領域における画像所見が参考となる.
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