今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
胃・十二指腸疾患
早期胃癌の内視鏡治療の適応
赤松 泰次
1
,
横沢 秀一
2
,
金子 靖典
2
1信州大学附属病院内視鏡診療部
2信州大学医学部消化器内科
pp.1291-1293
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101316
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ポイント
術前診断に基づく適応基準と,切除標本の病理組織検索に基づく追加治療の必要性の判断基準は分けて考える.
早期胃癌の内視鏡治療の適応には,適応内病変,適応拡大病変,適応外病変の3つがある.
治療法は原則として,適応内病変はEMRまたはESD,適応拡大病変はESD,適応外病変は外科手術を行う.
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