Japanese
English
今月の主題 胃癌の内視鏡的治療
序説
胃癌,特に早期胃癌の内視鏡的治療
Introduction
竹本 忠良
1
T. Takemoto
1
1山口大学医学部第1内科
pp.853-854
発行日 1984年8月25日
Published Date 1984/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109567
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- Abstract 文献概要
“コミュニケーションという観点に立つと世界は信号の海であり,われわれは自分に役立つ情報を求めてこの海で泳ぎまわっているようなものである”という表現の面白さで求めたのが,O. E. KlaPPの「情報エントロピー―開放化と閉鎖化の適応戦略」(小林宏一,他訳,新評論)である.
この本に,“生のどのレベルをとっても,自然のパターンは開放化と閉鎖化の交替であり,あるシステムが生き生きしたものになればなるほどこの交替がより活発になるのである.閉鎖化は永続的でもなければ,ある人が考えるような進歩に対する単純な逆行でもなく,生のシャッターが選択的に作用していることの証左である.永続的に開いた社会は永続的に口を開けたままのはまぐりの運命をたどることになろう”という文章の引用をもって,この難しい主題の序説を書き始めることにしよう.
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