今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
治癒可能な血液腫瘍
慢性骨髄性白血病
宮村 耕一
1
1名古屋第一赤十字病院血液内科
pp.1130-1133
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101281
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ポイント
慢性骨髄性白血病はt(9;22)によりBCR-ABL融合産物ができ白血球が増加する.
BCR-ABLのmRNAを定量することにより10-6レベルまで治療をモニターできる.
イマチニブはBCR-ABLのリン酸化を抑えることにより白血病細胞を減らす分子標的薬である.
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