今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
血液腫瘍の診断法
細胞形態学的診断
波多 智子
1
1長崎大学医歯薬学総合研究科附属原爆後障害医療研究施設分子研究部門分子治療分野
pp.1079-1080
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101269
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ポイント
WHO分類においては骨髄中の芽球が20%以上を急性白血病とする.
2血球以上において50%以上の形態異常を認める症例は,多血球系異形成を伴うAMLのカテゴリーに分類される.
WHO分類におけるその他のAMLの分類はFAB分類に従っており,形態診断はWHO分類においても診断の基本となる.
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