今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
よくみる疾患の効果的な臨床検査
慢性閉塞性肺疾患
青島 正大
1
,
春日 郁馬
2
1杏林大学医学部第1内科
2東京医科大学第1内科
pp.788-790
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100797
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ポイント
COPDは非可逆的な気流制限を特徴とする疾患であり,喫煙をはじめとする危険因子の存在がCOPDを疑う第一歩となる.
症状の有無にかかわらず,危険因子に対する曝露歴とスパイロメトリーにより非可逆的な気道閉塞所見を認めれば診断が確定する.
重症度判定,治療法選択,フォローアップもスパイロメトリーが中心となり,進行例では動脈血ガス分析も必要である.
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