今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
疾患治療としての栄養療法
腎不全
磯﨑 泰介
1
,
鈴木 由美子
1
,
矢野 浩樹
1
1聖隷浜松病院腎臓内科・腎センター
pp.806-807
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100634
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ポイント
栄養療法は,薬物療法・生活改善とともに腎不全治療の3本柱である.
保存期腎不全の栄養療法の目的は,腎不全進行の抑制と尿毒症症状の改善である.適度な蛋白・塩分制限,十分な熱量確保,必要によりカリウム(K)制限を行う.
末期腎不全では適切な熱量・蛋白の確保,塩分制限,必要によりK・リン(P)制限を行い,低栄養にも注意する.
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