今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
経静脈・経腸栄養法の基本と実際
PEGを用いた栄養管理の実際
平良 明彦
1
,
藤木 茂篤
1
,
有本 之嗣
2
1津山中央病院
2須波宗斉会病院
pp.775-777
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100626
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ポイント
PEGは低侵襲ながら術後の早期単純死亡率は比較的高いため,適応を十分検討すべきである.
造設時の陰圧試験穿刺,皮膚大切開,胃壁固定具併用はPEG造設時の偶発症予防となりうる.
術後の嘔吐による誤嚥性肺炎を防ぐために腸蠕動,排便には十分気を付けるべきである.
PEG造設後に嚥下リハビリが進み,抜去可能となる症例もあり,QOLからも注目されている.
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