在宅医療にふさわしい物と技術・1
PEGによる在宅経腸栄養
篠田 道子
1
,
三浦 明夫
2
1OFFICE SHINODA
2(株)メディコン
pp.726-738
発行日 1999年9月15日
Published Date 1999/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902053
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胃瘻チューブ使用における現状の問題点と必要なマネジメント
事例1:活動性の低い人の胃瘻チューブの交換時期と交換方法
Tさんは65歳の男性です.脊髄小脳変性症による嚥下障害があり,1年前に内視鏡的胃瘻造設術を受けて,胃瘻による経管栄養を実施しています.チューブはオールシリコンのバンパータイプです.車椅子に介助で移動できますが,進行性疾患のため,活動性は徐々に低下してきています.
医師はチューブが詰まらなければ交換する必要はないといい,交換してくれません.しかし,チューブの内腔には汚れがこびりつき,ブヨブヨに変形しています.
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