PEGの現状
PEGに用いられる栄養剤と投与方法
蟹江 治郎
1
,
鈴木 裕介
1ふきあげ内科胃腸科クリニック
キーワード:
胃鏡法
,
胃造瘻術
,
経腸栄養
,
散剤
,
窒素
,
分類
,
費用と費用分析
,
液体薬剤
,
公的医療保険
,
消化態栄養剤
,
半消化態栄養剤
,
経腸成分栄養剤
,
濃厚流動食
,
増粘剤
Keyword:
Costs and Cost Analysis
,
Classification
,
Gastroscopy
,
Food, Formulated
,
Enteral Nutrition
,
Gastrostomy
,
Powders
,
Pharmaceutical Solutions
,
Not-For-Profit Insurance Plans
,
Nitrogen
pp.1389-1396
発行日 2013年8月20日
Published Date 2013/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2013323101
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PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)に用いられる栄養剤は,さまざまな視点により分類がなされる.まず,窒素源が人工物であるか否か,また窒素源の分解の程度により,天然濃厚流動食,半消化態栄養,消化態栄養,そして成分栄養に分類される.また,医療保険制度から見た場合では,医薬品扱いの製品と食品扱いの製品に分類される.流動食の形状では,粉末状栄養,液状栄養,半固形化栄養に分類される.投与法は,栄養剤の形状により異なる.栄養剤が液体の場合は,30度または90度のギャジアップを行い緩徐な速度で滴下注入を行う.栄養剤が半固形の場合は,緩徐な速度で注入すると胃の適応性弛緩が得られないため,3?5分をかけて短時間に注入を行う.
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