今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
抗菌薬の投与法―おさえておくべき基礎知識
注意すべき添付文書の用法・用量
川島 篤志
1
1市立堺病院総合内科
pp.580-583
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100581
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ポイント
・わが国の抗菌薬の添付文書どおりの投与量や投与間隔では,薬理学的に適切ではないものが多い.
・時間依存性,濃度依存性の抗菌薬の特徴を理解したうえで,投与量と投与間隔を決定する.
・高齢者や腎機能低下時は,投与間隔を延ばすもの・投与量を減量するものがある.
・保険適用の兼ね合いがあるため,現時点では医師の責任・患者とのインフォームドコンセントのうえ,使用する.
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