今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
病態に応じた対処法
電解質異常とその対策
沖 隆
1
1浜松医科大学第2内科
pp.2002-2004
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100365
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ポイント
悪性腫瘍に伴う電解質異常として,低ナトリウム血症(SIADH),低カリウム血症(異所性ACTH症候群)および高カルシウム血症(HHM,LOH)がしばしば認められる.
それぞれ的確な診断が重要であるが,転移のため腫瘍の完全摘出が困難な場合は病態生理に応じた電解質異常のコントロールにより患者QOLの改善を行う.
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