今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
抗がん剤の副作用と対策
皮膚症状,脱毛,神経症状,浮腫
有岡 仁
1
1横浜労災病院腫瘍内科
pp.1992-1994
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100362
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ポイント
抗がん剤による皮膚障害や神経障害は,外見の変化のみならず苦痛を伴い,日常生活に支障をきたすものもあるので,過小評価は避けるべきである.
薬剤の血管外漏出に際しては早期の適切な処置が必要である.
脱毛の有効な予防法はないため,治療前からの対策が重要である.
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