今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
胆膵疾患に必要な画像診断法
内視鏡的膵胆管造影法(ERCP)
大井 至
1
1東京女子医科大学消化器内視鏡科
pp.1344-1346
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100220
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ポイント
側視式の内視鏡を用いるので一般の直視式の内視鏡検査とは検査手技に違いがある.
盲目的内視鏡操作を必要とするので,十分な熟練が必要である.
膵管像は分枝まで造影されているX線写真で判読する.
体位変換を用いて病変を立体的に把握するようにする.
治療内視鏡も基本的な内視鏡的膵胆管造影手技に依存している.
X線像の読影は病態の詳細な理解に有用である.
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