今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
胆膵疾患に必要な画像診断法
MRCP(磁気共鳴膵胆管造影)
新後閑 弘章
1
,
崔 仁煥
1
,
須山 正文
1
1順天堂大学医学部消化器内科
pp.1348-1350
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100221
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ポイント
MRCP(磁気共鳴膵胆管造影)は胆膵領域の画像診断法として有用である.
胆道の解剖学的異常や膵胆管合流異常,膵管非融合などを描出できる.
胆石症,胆囊腺筋腫症,急性胆囊炎,胆管狭窄などの胆道系疾患や,慢性膵炎,急性膵炎,膵囊胞,膵管内腫瘍,通常型膵管癌などの膵疾患を描出できる.
セクレチン負荷によって膵液の分泌動態を観察できる.
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