今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断
内科医として知っておきたい画像診断法
【神経学的緊急症に対する画像診断の進め方】
痙 攣
石橋 靖宏
1
,
寺山 靖夫
1
1岩手医科大学神経内科
pp.432-434
発行日 2005年3月10日
Published Date 2005/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100063
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ポイント
痙攣はconvulsion,spasm,cramp,myoclonusに分類される.
脳腫瘍によるてんかんはoligodendroglioma(乏突起細胞膠腫)やastrocytoma(星状細胞腫)に多く,むしろglioblastoma(膠芽腫)に少ない.
内側側頭葉硬化(MTS)はMRIでは主として海馬の萎縮と,T2強調像,FLAIR像の高信号として捉えられる.
皮質形成異常のMRI所見として皮質白質間の境界不明瞭化,皮質の肥厚,隣接する白質高信号が見られる.
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