今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
新しい肥満症治療の考え方
いかなるケースに外科療法を考慮するか
児玉 多曜
1
,
川村 功
1
1下都賀総合病院外科
pp.280-282
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100031
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ポイント
肥満の外科療法の適応はBMI>40 kg/m2のmorbid obesityである.
morbid obesity患者のほとんどが外科療法以外ではリバウンドを繰り返す.
現在の肥満外科療法の術式は拡大Roux-en Y胃バイパス術が主流である.
摂食障害・ひきこもりなど明らかな精神・心理的障害の合併患者は適応外である.
患者および患者家族の外科療法に対する理解と協力が必要である.
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