講座
内診はいかなる場合に行うべきか
森山 豊
1
1横浜医大
pp.29-33
発行日 1953年5月1日
Published Date 1953/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200347
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内診は妊産婦診察法の一つで,この他に問診,視診,触診,聴診,直腸,子宮鏡診,測診,或はレントゲン検査法や尿,血圧,胸部の検査法,血液検査法或はツオンデツク,アツシユハイム氏,フリードマン氏或はマイニニ氏反応等の生物学的検査法等がある。これらの多くの検査法の中には,必ず行おねばならぬものと,必要なときにのみ行うものとがある。
又行う検査法でも,妊娠,分娩,産褥の時期によつて,行う検査法がちがうこともある。又一度だけ行えばよい検査法もあり,尿や血圧検査のように,妊産婦診察の度に行わねばならぬ検査法もある。
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