今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
新しい肥満症治療の考え方
運動指導の工夫と長続きの秘訣
勝川 史憲
1
1慶應義塾大学スポーツ医学研究センター
pp.272-274
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100028
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ポイント
糖尿病を有する者では,はじめに運動負荷試験で冠疾患の有無を評価する.
当初は,短時間の低~中等度の強度の有酸素運動,または日常生活で身体活動量を増やすことから始め,中等度の運動/身体活動をほぼ毎日合計30分以上行うレベルまで活動量を増加させる.
減量後の体重維持にはさらに大量の活動量が必要で,長期的には(可能ならば)強い強度の運動も考慮する.
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