今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
肥満症―減量により改善する病態
月経異常
高橋 一広
1
,
高田 恵子
1
,
倉智 博久
1
1山形大学医学部発達生体防御学講座女性医学分野
pp.250-252
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100021
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ポイント
肥満は排卵障害や月経周期異常の原因となる.
内臓脂肪型肥満のほうが皮下脂肪型肥満より月経異常の頻度が高い.
最も月経周期が安定するBMIは22~23である.
理想体重まで達しなくても,減量により月経周期と妊孕力の回復が期待できる.
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