活動レポート
「生き抜くためのVoice Letter」の試み—若者への性とHIV/AIDS教育として
内野 英幸
1
,
西村 ふさ子
1
,
小澤 真由美
1
1長野県大町保健所
pp.136-139
発行日 2001年2月15日
Published Date 2001/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902455
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わが国におけるエイズ流行は初期の段階にあるといわれている.ピルが一昨年秋に解禁され,エイズ流行への影響が様々に推測され論議をよんでいる.世界的にはエイズ流行によって,若者を中心にsafer sexの認識が高まっている.一方,わが国においてはエイズ流行が今から本番といわれているにもかかわらず,特に若者を中心に性感染症に関する理解やsafer sexとしての予防行動への認識が低いようである.
そこでこのような重要な時期に生きていく若者に対して,命を守り,性と生を前向きに受け止め自己決定に資するようなメッセージの伝わる保健所広報活動を開始することにした.
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