特集 産業歯科保健
地域歯科保健からみた産業歯科保健への期待
金山 敏治
1
1金山歯科医院
pp.405-409
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902093
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長寿社会を迎え,事業場で働く人々の健康確保対策の充実が求められています.特に歯周疾患で歯を喪失するのは,成人期から壮年期にかけての事業所で働く人々です.
働き盛りの人々が在職中だけでなく退職してからも,自分の歯でいつまでもおいしく食べられることを目的に,80歳で20本以上自分の歯を残す8020運動は日本歯科医師会の目標となり,この目標に向け職場での歯科保健活動が実施されています.愛知県の事例をもとに産業歯科保健の課題と期待をまとめてみました.
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