特集 産業看護
産業保健における産業看護職への期待
飯田 英男
Hideo IIDA
pp.78-81
発行日 1991年2月15日
Published Date 1991/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900271
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■はじめに
与えられたテーマ「産業保健における産業看護の役割」ということは,筆者には荷が重すぎる.また,すでに日本産業衛生学会産業看護研究会の精力的な活動の中から,いささか抽象的・理念的ではあるが,立派な報告書が生まれている1).さらにその要点が,第24回産業看護研究会全国集会(1990年7月6日,名古屋)の午後のシンポジウム「21世紀に向けての産業看護職の役割」で,司会者(荻田佳子・河野啓子)によって話されている2).多分,本特集の中で他の執筆者が,それらの内容にふれられると思うので,筆者は専属産業医として三十数年の経験の中から,「産業医の立場からの産業看護職への期待」といったことのいくつかを述べてみたい.
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