特集 阪神・淡路大震災時における保健医療活動
震災と保健婦活動—支援から共生の地域保健活動へ
佐甲 隆
1
1三重県津保健所
pp.486-488
発行日 1995年7月15日
Published Date 1995/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901306
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わが国の保健婦活動は,1923年の関東大震災に始まるといわれる1).当時済生会は罹災者救援のため,巡回看護班を組織し,地域の保健指導を以後も継続的に行っていった.
72年後の,この阪神・淡路大震災から,どのような活動が始まるのか,また生み出してゆかねばならないのか.それは,21世紀の日本の地域保健活動の将来を左右する大きな試金石でもある.今回の支援活動からその教訓と,新しい保健婦活動の課題を考えてゆきたい.
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