シンポジウム リハビリテーションと保健活動—障害の受容をめぐって
4)地域リハビリテーションの視点から
浜村 明徳
1
1国立療養所長崎病院
pp.425-429
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901056
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
障害を持つ老人たちの自発的な機能訓練会を支援する活動を通して,昭和53年,リハビリテーション(以下,リハ)専門職や保健婦などが中心となり,長崎のリハ協議会が発足した.活動の基盤となる法制度もなく試行錯誤の中で月1回の連絡会が始まり,今日まで続いている.退院時の報告や退院後の生活状況に関する検討,様々な情報の交換が行われている.また昭和58年より,老人保健法を基盤にして地域リハ推進の事業を県下の各地で行っている.
病院におけるリハ治療,デイケア,地域での諸活動を通して,障害の受容を考えてみたい.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.