進展する地域医師会の公衆衛生活動 壱岐島健康会議と地域リハビリテーション研究会—壱岐郡医師会・3
リハビリ研究会とのネットワーク
益川 隆興
1
,
光武 新人
1
Takaoki MASUKAWA
1
,
Arato MITSUTAKE
1
1壱岐郡医師会地域活動部会
pp.726-727
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900445
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老人保健法による機能訓練事業が各地で手掛けられはじめた.島内でも昭和61年8月の勝本町鯨伏地区の「健やか教室」をはじめとして,各町で実施されてきている.この機能訓練事業を効果的に進めようと,「壱岐郡リハビリテーション研究会」が組織されている.
この会は島内の各町が老人保健法による機能訓練事業を始めるに当たり,保健・医療・福祉の連携が不可欠ということで,それには各専門家がお互いの職場の仕事や問題点を理解し合うことから連携を強めようと,月1回の勉強会を行うために結成された.勉強会は月例検討会として昭和61年9月から63年1月まで15回開催,延べ635名が参加した.この話し合いの中から組織体制確立の動きが起こり,63年2月に「壱岐島リハビリテーション研究会」の設立総会が開催され,正式に発足した(小金丸敬仁会長:国立療養所壱岐病院理学療法士,当時の会員は88名,うち医療関係者30名,保健関係21名,福祉関係35名,その他2名).
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