進展する地域医師会の公衆衛生活動 壱岐島健康会議と地域リハビリテーション研究会—壱岐郡医師会・2
健康会議の発足とその活動
益川 隆興
1
,
光武 新人
1
Takaoki MASUKAWA
1
,
Arato MITSUTAKE
1
1壱岐郡医師会地域活動部会
pp.649-651
発行日 1991年9月15日
Published Date 1991/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900425
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4町ぐるみで壱岐島住民の健康を守る組織をつくろうという動きがまとまり,地域活動部会を事務局として昭和63年2月に「壱岐島健康会議」が発足することになる.この健康会議の目的は「壱岐島における住民の健康の保持増進,住民への健康情報の提供および啓蒙を図ること」である.
メンバーは壱岐郡内4町の各町長,福祉事務所長,教育事務所長,高校および商業高校長,老人クラブ連合会長,連合婦人会長,地元記者クラブ,保健所長,国立病院長,公立病院長,歯科医師会長および副会長,医師会長および副会長,医師会地域活動部会長の19名である.すなわち,健康会議は保健医療福祉に関係する島内のトップを網羅した医師会主導型の任意団体といえよう.会長に医師会長が就任し,副会長に医師会副会長および町村会長が就いている.
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