特集 新型コロナからの教訓—モニタリング報告2024
Editorial—今月号の特集について
福田 吉治
1
1帝京大学大学院公衆衛生学研究科
pp.1167
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210427
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本特集「新型コロナからの教訓——モニタリング報告」は、昨年から開始した、年に1度(毎年12月号)、そして3年連続の企画です。じつは特集企画者としては、2023年に新型コロナが5類感染症に切り替わって2年目の2024年、これといった進展も報告もすることがなかったらどうしようと心配していました。しかし、それは杞憂にすぎませんでした。
本号も引き続き、保健所や地方衛生研究所等において、この1年で起こった変化が東京都、大阪府、島根県、沖縄県などを例に報告されています。また、感染症に関連する法律、DX、人材育成・確保、日本版CDC、リスクコミュニケーション、ワクチン開発など、それぞれの分野での進展が報告されています。
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