特集 感染症法2類相当時代のCOVID-19対策レビュー—次のパンデミックに備えて
検査・外来診療体制の課題と展望
倉本 玲子
1
1高知県安芸福祉保健所 健康障害課
キーワード:
行政検査
,
発熱外来
,
PCR・抗原検査
,
感染制御と医療アクセス
,
重症化リスクによる重点化
Keyword:
行政検査
,
発熱外来
,
PCR・抗原検査
,
感染制御と医療アクセス
,
重症化リスクによる重点化
pp.569-580
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210313
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◆COVID-19の検査・外来診療は地衛研・保健所での行政検査に始まり、3年がかりで医療中心の体制へ移行された。
◆感染拡大ごとに検査供給不足が生じたため、状況に応じた一定の制限をかけながら体制拡充を図ってきた。
◆新興感染症対策として平時からの体制整備に加え、検査・外来診療の実施戦略についても検討が必要である。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.